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【読書】”SHOE DOG”を読んだ、次買うスニーカーはナイキだろう

さくらももこ先生の本ばかり読んでいたので

そろそろビジネスっぽい本も読もう!と「SHOE DOG」を読んでみた

 

ページ数が560ページもあるので、最後まで読めるかどうかあまり自信が無かったが、

そんな自信など必要なく、台風のせいで時間を持て余していたので読書以外にやることが見つからず

強制的に読書が進んだ

 

今回の台風で起こった唯一のメリットだったかもしれない

 

一つくらい身近なメリットが見つかってよかった

 

なにせ冷蔵庫の中身は全て失われたのだから

 

台風の真っ只中、読書時間が経過していくと共に、冷蔵庫の温度が刻々と室温へと近づいていく

すでに食べ物は腐ってしまっているのか?まだ大丈夫なのか?

(シュレーディンガーの猫とはこれか?・・・と思った)

 

停電から来るこの緊張感から逃避するかのように、ひたすら本を読んだ

 

SHOE DOG〜靴にすべてを。〜

 

この本、前々から読んでみたかった

あちこちですっごく評価が高い印象で、

ネットのレビューや口コミも良い事ばっかりで溢れている

ゲイツもバフェットも絶賛、らしい

 

沢山の人間のお墨付きだから、

きっと素晴らしい本だろう

 

NIKEの創業がどんなストーリーなのか、

表紙もかっこいいし、なにかしら自分の糧になる気がする

きっと仕事に活かせる良い感じのヒントがギュッと詰まっている

 

買おうかなーと、ネット上の買い物かごに入れっぱなしていたところ

 

幸運にも村の図書館にあったを見つけた

 

実際に読んでみると・・・

僕の読書スキルが低いからだ

ぜったいそうだ

僕の基礎学力や一般教養レベルが低過ぎて

この本の素晴らしさを存分に享受することが

できていないのだ

 

そもそも知識とか知性の前に

社会人としての能力も低く過ぎて

ビジネスに対する意識も足りないのだ

 

ハンターハンターで言うと

念能力が備わっていなくて、

200階で足踏みさせられた

ゴンとキルアくらいの感じだ

 

ビジネスマンとしての土俵に

上がれないだけでなく

入口にすら到達できていない

 

だからこの本は「お前は力不足だ」と

己の現在地、現状を教えてくれたのだ

そんな弱者である僕には難しい本だった

 

翻訳された文章だからかもしれないが

日本語なのに読み進められなくて、

登場人物もたくさん出てくるため

 

終始、誰が誰だか分からなくなって、

追い討ちをかけるようにスニーカーの

モデル名もカタカナでたくさん出てきて

 

ヒトなのかクツなのか・・・

 

その上、色んな国、地名もカタカナで出てくるから

 

ヒトなのかクツなのかバショなのか・・・

 

途中で人物の相関図を把握するのを諦めた

 

とにかく本は読み切ったが、終わりまで主人公とその奥さんしか認識できなくなっていた

 

本の最後に創業メンバーのアフターストーリーが書いてあったが、誰が誰だか分かってないので「めでたしめでたし」と思い切れずボンヤリと終わってしまった

 

僕にはまだ早かっただけ

 

実際に事業を展開している人々には刺さる一冊なのだろう

 

銀行との融資を巡る緊迫感ある交渉

人員の確保や配置の難しさ

ステークホルダーとのギリギリのやり取り

 

ルールに囚われずに、一人でやるのではなく信頼できる仲間と一緒に前に進む

ぶつかりながらもアイディアを出して形にする

 

世界的大企業NIKEにも下積みみたいな時期があったのかと知ることができた

そしてNIKEがこんなにも日本企業と関わりが深かったことも知らなかったし、外国の視点から見る日本とのビジネスも興味深かった

 

いきなりこの本を読むよりも、あらすじを調べて、少し事前情報を頭に入れてから読むと良いのかも

そうすればこの本からより深く学べると思った

 

まず登場人物を把握する

出てくる企業を知る(オニツカと日商岩井)

ちょっとした会計知識を知っておく(小切手の不渡り等)

アメリカの地理をざっくり知っておく(どのへんに何州があるか)

 

いや、なんだかここに作文していたらまた読みたくなってきた

僕のようなサラリーマンのあなたも

ぜひ読んでみて起業家目線を感じてみるのもいいかも


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